ダリオ・アルジェント監督。ジェシカ・ハーパー主演、アリダ・ヴァリ、ステファニア・カッシーニ、ウド・キア。のイタリアン・ホラー映画。1977年。
<ストーリー>
ドイツ。激しい雷雨の中、ニューヨークからスージー・ヴァニオンは空港へ降り立った。タクシーでバレリーナの学校へ向かうも、扉は開かれない。翌朝、改めて学校を訪れると、副校長が出迎えてくれた。寄宿舎に入り、レッスンが始まるが、スージーは体調を崩し倒れてしまう。運ばれた部屋は、先の部屋とは別の部屋で、医師から薬と食事を与えられ、しばらくこれを摂るように言われる。スージーは友人のサラから、スージーが雨の中、学校に到着した時、擦れ違った女性の話をされる。そして教師達が建物内のどこかに集まっているらしいと言うことも。異様な出来事が続く中、サラが失踪。スージーはついに行動を起こす…。
<感想>
子どもの頃、「決して、ひとりでは見ないでください」というキャッチフレーズが怖かった記憶のある映画です。そのトラウマ?で未見でしたが、映像が美しいので観てご覧、と友人に勧められ、観てみました。なるほど、建物や色彩の美しさは一見の価値有りです。まさにヨーロッパという感じ。そして素晴らしいのが音楽、とても効果的に怖さを演出しています。
肝心の映画自体は、余り怖くありませんでした。それに、かなり意味不明?いくつかの殺人シーンも、77年当時なら怖かったでしょうが、今となっては、という感じでした。しかしその美的センスは印象的でした。
ホラー映画の原点の1つであることは間違いありません。