塚本晋也監督。田口トモロヲ主演。1989年。
<ストーリー>
ある朝、鏡を見たその男は、頬に金属のトゲのようなものが出ていることに気付いた。むしり取ると出血。その日から、男の体は徐々に金属に蝕まれていく。通勤途中では、眼鏡の女に襲われる。やがて恋人をえぐり殺し、「やつ」と対決することになるが…。
<感想>
サイバーパンク・ホラー。
『鉄男 THE BULLET MAN』公開による記事をいくつか読み、絶賛されていたこの前作を観てみました。67分がとてもとても長かった…。たいていの映画は大丈夫な私ですが、見続けるのが苦痛で、何度も止めてしまいました。こういう状態になったのは、デヴィッド・リンチの『イレイザーヘッド』以来です。スゴイ、のかも知れませんが、私には全く合いませんでした。