THE BUTTERFLY EFFECT 3: REVELATIONS  バタフライ・エフェクト3/最後の選択

セス・グロスマン監督。クリス・カーマック主演、レイチェル・マイナー、ミア・セラフィノ。2009年。

バタフライ・エフェクト3/最後の選択(字幕版)

<ストーリー>
公園で1人の男の子がブランコに乗っている。すぐそばにいる母親が帰宅を促し、2人は車へ。そこへ一人の男が現れ、子どもの前で母親を殺害する。その一部始終をただ見つめる男、サム・リード。彼は過去に戻り、殺人事件を目撃し、犯人逮捕に協力するのを生業としていた。タイムスリップに協力してくれているのは、妹のジェナ。彼女は昔、火事で死にそうになったところをタイムスリップで過去を変えて助けた大切な妹だ。しかしそのせいで代わりに両親を失ってしまったという苦い経験がある。
さて、ある日、サムの元へ昔の恋人レベッカの姉、ヘリズ・ブラウンが訊ねてくる。10年前に殺されたレベッカの日記を見つけたが、犯人として死刑執行を待っているロニーが無実であると分かったので、真犯人を捜して欲しいと言うのだ。いったんは断ったサムだが、相談相手であるゴールドバーグ教授やロニー、ジェナとも話し、結局、レベッカの事件が起こる直前にジャンプすることにした…。

<感想>
かなり評判の良かった1に比べ、2はダメダメと聞いて観ませんでした。そして3、これはなかなか良い出来と聞き、観てみたのですが。途中まではとても引き込まれました。いったい何が起こっているのか。サムは良い方向に過去を変えられるのか。しかしジャンプを繰り返す内…殺人が余りにスプラッタで…これはラブストーリーではなく、スプラッタホラーだと思い…段々とB級感が…。
落ちはまあ、意外と言えば意外だったのですが、それって可能?!と頭の中がぐるぐると。ラストもホラー定番の終わり方でした。それよりジャンプして過去を変えようとする方が面白かったかも。