TWILIGHT  トワイライト〜初恋〜

キャサリン・ハードウィック監督。クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン主演、キャム・ギガンデッド、レイチェル・レフィブレ。ステファニー・メイヤー原作のベストセラー小説の映画化。2008年。

トワイライト~初恋~

<ストーリー>
母親の再婚により、アリゾナから警察署長をしている父の住むワシントン州の小さな町フォークスにやってきた、高校生のベラ・スワン。新しい学校で友達もできたが、彼女が気になるのは不思議な雰囲気を持つカレン一家の末っ子エドワード。ある教科では席が隣になり胸ときめくが、彼はベラを避け始めた。しかし数日後、エドワードは学校に戻り、ベラとも話をするようになる。そして暴走した車にぶつかりそうになったベラを、エドワードは驚異的な力で助けてくれた。不可解な行動に戸惑いながらも彼に惹かれるベラ、そして2人は恋に落ちるが、実はエドワードはヴァンパイアだったのだ。一方、町では動物に襲われて命を落とす人間が続き、ベラの父親が捜査に当たっていた…。

<感想>
大好きなヴァンパイア物、アメリカのティーンに大人気と聞き、楽しみにしていました。主人公のベラはなかなかの美人で好印象。待ちに待ったエドワードの登場…白い、カレン一族、えらい白い。ちょっと笑いそうになりましたが、ヴァンパイアだから仕方ないかと思い直しました。エドワード役のパティソンは、ハリポタでセドリックをやっていた人なんですね、あー、確かにこんな顔していたような。惹き付けられるような美しさで、絶えず自分を見ていて(フェロモン出しまくり)、そして命まで守ってくれる、こりゃ、惚れるでしょう。しかも学校中で誰もが一目置く憧れの人とあっては。一緒に来るまで登校しているのを見て、皆が「ほぉ〜」とため息まじりに注目するなんて、ティーンの女の子の憧れでしょう。森の木の上でのデートとか、余りの美しさに魅せられました、すごいわあ。
さて、ヴァンパイア好きとしては、ベジタリアンのように獣の血しか飲まないとか(『ポーの一族』のように薔薇って方が美しい)、17歳という少年期でヴァンパイアになるとか(いつまでも子どものままじゃ一箇所に長く居られないはず)、設定に???という思いはありましたが、ラブストーリーメインのこういうヴァンパイア物も良いかなと思いました。カレン一家の結束も好きです、野球したりね…何で野球?と思いましたが。
ラスト、ベラは逃げる必要あったのかなあ?とは思いましたが、クライマックスとして盛り上がったので、これまた良しです。主人公になりきって楽しみましょう。ティーン、女性向けの映画でしょうね。
現在は次作『トワイライト 〜ニュームーン〜』撮影中とのこと。パティソンは不衛生で、シャンプーやお風呂、掃除嫌い、ホームレスのように臭いそうですが、ラブシーンをするクリステンは大変ですね…って本当の話なのかな、これ。