ジャンパー  JUMPER

ダグ・リーマン監督。ヘイデン・クリステンセン主演、サミュエル・L・ジャクソン。スティーヴン・グールド原作同名SF小説の映画化。2008年。

ジャンパー (字幕版)

<ストーリー>
普通の高校生、デヴィッドは同級生のミリーに思いを寄せ、ささやかなプレゼントをするが、意地悪な同級生にそれを冬の凍った川の上に投げられてしまう。それを取りに行ったデヴィッドは川に転落、しかし図書館へと瞬間移動し、自分が特殊な能力の持ち主、ジャンパーであることを知る。家を出た彼は銀行から大金を盗み、ニューヨークで裕福に暮らし、世界中を瞬間移動する自由を満喫するようになったが、心は孤独。そこでミリーと再会し、ローマへと旅行に出かけるが、そこでパラディンという組織に命を狙われる。同じくジャンパーのグリフィンと出会い、パラディンの存在を知った彼は…。

<感想>
ニューヨーク、ローマ、エジプト、そして東京とロケが行われていて、とっても豪華。特にエジプトは溜息でちゃいました。ジャンプする映像も良く、特に車でジャンプしながらのドライブは迫力満点でした。そういうところを楽しむのには良い映画です。でもストーリー的には…う〜ん。まず主人公が不道徳、身勝手で感情移入できません。パラディンに狩られるのも当たり前、と思いました。やっぱりヒーローなんだから、正義感がないとねえ。ラストは、え、これで終わり?という感じ。続編狙いかな。