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母の再婚相手に強姦され続ける少年ジェルミ。彼の取った行動は義父グレッグの殺害。しかしその後も彼はグレッグから逃れるコトは出来ない…。目を覆うほどの残酷さ、切なさ。絵がまた素晴らしく美しい。これで手塚治虫文化賞のマンガ優秀賞を受賞してます。萩尾さんの作品の中で最も長いお話になってます。後半になって出てきたコミカルな表現が萩尾さんらしくて好きです。完結しましたが、果たしてジェルミは救われたのでしょうか。私的にはこの長さの割には今ひとつでしたが、少年愛ブームへのアンサーなのかとも考えます。(小学館-PFコミックス)