GODZILLA: CITY ON THE EDGE OF BATTLE  GODZILLA 決戦機動増殖都市

静野孔文、瀬下寛之監督。声、宮野真守、櫻井孝宏、花澤香菜、杉田智和、梶裕貴、諏訪部順一。2018年。

GODZILLA 決戦機動増殖都市

<ストーリー>
ゴジラ・アースの攻撃で気を失っていたハルオが意識を取り戻すとそこは木造の住居で、しかも自分の身体もすでに治療されていたことに驚く。はぐれた仲間を探そうとした家を出た所を家主らしき人型種族の少女に遭遇、ハルオは慌てて逃げ出した彼女を追いかけてどうにか接触し、自らの命の恩人となった少女のミアナと交流を結ぶ。
一方、ユウコ、アダム、ベルベを含む残存部隊の一つがミアナの同族と思しき少女に襲われていたが、そこにハルオとミアナが駆けつけたことで助かり、改めてミアナたち民族の集落に客人として招き入れられると先に保護されていたマーティンやガルグとも再会する。ハルオたちは、ミアナとその姉のマイナから彼らのいう神の卵の意思を介し、彼女らの種族の名が「フツア」であること、彼らが崇める「フツアの神」もすでにゴジラに敗れて卵を残すのみであり、もはやゴジラに敵う術はないという話を聞かされる。マーティンは、フツアが2万年前の人類の末裔で、現在の環境に適応するために昆虫の特徴を取り込んだ新人類だと推測する。
その後、生存者たちからも退却案が飛び出す中、とにかく軌道上の母船と連絡を取ろうと揚陸艇のコクピットブロックを探す途中でメトフィエスとも合流できたハルオたちは母船に迎えを要請するが、ガルグはマイナがセルヴァム撃退に使った狩猟道具にかつて対ゴジラ用最終決戦兵器として建造された「メカゴジラ」の構成素材「ナノメタル」が用いられていることに気づき、その生産プラントが残されている可能性を見い出す。フツアの話からそれを確認するとハルオにもその事実を伝え、彼も母船への帰還直前になってゴジラ討伐作戦の続行を決定する。
姉妹の案内で富士山麓へ調査に向かったハルオたちは、そこでナノメタルが2万年間増殖を続けて生じた「メカゴジラシティ」ともいうべき巨大施設を発見し、ゴジラとの戦いに光明を見出す。太陽系離脱に傾倒する中央委員会をよそに、ハルオたちは前回の対ゴジラ戦術にシティを組み込んだ新戦術を立案し、パワードスーツを改良した新兵器「ヴァルチャー」の設計や、ゴジラ・アースへの止めとして用いる「EMPハープーン」の開発など準備を進めるが、地下で自己増殖を続けるナノメタルを見たハルオはナノメタルへの強い不安を抱き始め、さらにナノメタルに不信感を持つ地球人の兵士たちがナノメタルを使ってシティと同化していくビルサルドの姿を目撃して騒ぎ出すという事件が起きる。ビルサルドと地球人の間に齟齬が生じる中、熱光学遮断フィールドが解除されたことでシティを発見したゴジラ・アースが進攻を開始する。
ヴァルチャーの本格的な量産もまだという不完全な状態で作戦開始を迫られたハルオは、ユウコとかつての教官リルエル・ベルベとともに先行開発されていたヴァルチャーに乗り込み、ゴジラ・アースの誘導を行う。その間に準備を整えたガルグたちは、ゴジラ・アースの足元をナノメタルで固定してEMPハープーンを撃ち込むが、ゴジラ・アースは高熱波を発生することでハープーンを溶解させたうえ、シティを全身からの超高熱波で包み込む。シティが崩壊の危機に直面する中、ガルグらビルサルドはナノメタルを纏ってシティと同化したうえ、ヴァルチャーを特攻兵器とするためにハルオやユウコにも強制的にナノメタル強化を施そうと目論む。それを拒絶したマーティンら地球人がシティから脱走し、辛くもフツアの鱗粉によって浸食を免れたハルオは、メトフィエスによる説得とガルグによる主張の間で苦悩するが、苦しむユウコを救うためにガルグたちのいる管制ルームを破壊する。その直後、ハープーンを完全に無力化したゴジラ・アースの熱線によってシティは完全に破壊され、ハルオはヴァルチャーからユウコを救出するが間に合わず、変わり果てた彼女を抱きしめながら慟哭する。(Wikipediaより転載)

<感想>
あれ、メカゴジラって建物なの?とまず驚きました。ちょっとガッカリ。思想が対立するというのは面白かったです。違う星の人ですからね、考え方が違って当たり前。3があるから、2では倒せないよねえ、というのはあるのですが…それにしてもグダグダ感が。え、ハルオ、そこで退いちゃうの?何があろうと倒したかったんじゃなかったの?なるほど、女ですか、うーむ。
さて、3でどうなりますか…。