山本泰一郎監督。声、高山みなみ、山口勝平、山崎和佳奈、小山力也。劇場版『名探偵コナン』シリーズの14作目。2010年。
<ストーリー>
東京都西多摩市の国立東京微生物研究所が、7人組の武装グループに襲撃される事件が発生する。武装グループは研究所に厳重保管されていた殺人バクテリアを強奪し、研究所を爆破して逃走した。
警視庁でこの事件について記者会見が行われ、小田切警視長は無用なパニックを回避するため、報道規制を敷こうとする。しかし、会見の最中にテロ組織「赤いシャムネコ」から「殺人バクテリアを手に入れた。7日以内に次の行動を起こす」との犯行声明がインターネット上に流されたため、報道規制は無しになる。翌日、各新聞は一面でこの事件を取り上げ、テレビも朝からこの事件の報道一色となる。
時を同じくして、鈴木次郎吉がまたもや怪盗キッドに挑戦状を叩きつけた。鈴木財閥が建造した世界最大級の飛行船「ベル・ツリーI世号」に収めたビッグジュエル「天空の貴婦人(レディー・スカイ)」を盗んでみろというのが今回の挑戦状である。制限時間は東京を出発する13時から大阪に到着する19時までの6時間で、キッドからは「夕方、飛行船が大阪市上空に入ってから頂きに参ります」との返事が届いた。
赤いシャムネコの犯行予告期限の7日目、飛行船は次郎吉の招待を受けたコナン、蘭、小五郎、少年探偵団、さらに中森警部ら刑事と独占取材陣たちを乗せて離陸した。ところが、各々が遊覧飛行を楽しんでいた矢先、赤いシャムネコから「殺人バクテリアを船内にばら撒いた」との脅迫電話が次郎吉にかかってくる。喫煙所を調べると、ソファーの下に赤いシャムネコのアンプルが発見された。その直後、乗客と乗務員の2人に感染症状である発疹が発生。さらに船内に侵入した赤いシャムネコによって飛行船がハイジャックされ、船内に爆弾を仕掛けられてしまう。爆弾が爆発すれば乗客・乗務員全員が犠牲になる。そして、大阪上空で飛行船が爆発して細菌が飛散した場合、1000万人の人々が感染の危機に晒されるというバイオハザードが発生する未曽有の事態になってしまう。コナンは少年探偵団と協力して、各所に仕掛けられた爆弾を解除していく。(Wikipediaより転載)
<感想>
娘に付き合って観ました。劇場版を観るのは12作目です。今回は飛行船。キッド様大活躍です。コナンが落とされた時、キッドが助けた時は、思わず「仲良いね〜、もう協力しあおうよ」と思いました。まあ、実際、新一に化けて乗り込んだわけですが…アレ笑いましたが、良いんでしょうか。平次の登場も嬉しかったです。聡はちょっと鬱陶しかった。この子、後で重要キャラになるのかな。映画だけのキャラなら、あまり意味なかったですよね。クライマックスも一捻りあり、楽しめました。