百鬼夜行抄

オススメ

百鬼夜行抄 27 (Nemuki+コミックス)

[1] 「精進おとしの客」、第一話 闇からの呼び声、第二話 あめふらし、第三話 桜雀、「昼の月」、特別描き下ろし「夜行する後悔記」
[2] 目隠し鬼、逢魔の祭、人喰いの庭、雨夜の衝立、特別描き下ろし「夜行する事情」
[3] 水蓮の下には、見知らぬ花嫁、神借り、言霊の木、特別描き下ろし「夜行する病」
[4] 雪路、花盗人、封印の家、特別描き下ろし「夜行する高校生」
[5] 夏の手鏡、反魂術の代償、凍える影が夢見るもの、南の風、特別描き下ろし「夜行する家族」
[6] 青い鱗、行李の中、人形供養、鬼の居処、特別描き下ろし「夜行するキャンパスライフ」
[7] 神の通る道、待つ人々、雨がまた呼ぶ、闇夜行路、不老の壷、特別描き下ろし「夜行する恐怖体験」
[8] 雲間の月、うす紅色の女、魔の咲く樹、狐の嫁入り、特別描き下ろし「夜行する新世紀」
[9] 笑う盃、秋しぐれ、返礼、花貝の使者、隣人を見るなかれ、特別描き下ろし「夜行する記憶力」
[10] 雨降って地に流るる、枯れ野、闇は彼方に佇み、マヨヒガ、骨の果実、特別描き下ろし「夜行する市民権」
[11] 二つの箱、とぎれた蔓、小さい虫、鬼の嫁取り、特別描き下ろし「夜行する恐怖のタネ」
[12] 白い顎、夜泣きの桜、水辺の暗い道、蜘蛛の糸、山姥、特別描き下ろし「夜行する神様達」
[13] 夜半の客、晴れ着、月影の庭、餓鬼田の守り神、特別描き下ろし「夜行する落下現象」
[14] 番人の口笛、天上の大将、床下の賢人、介添人、特別描き下ろし「夜行する生き別れ」
[15] 迎えにきて、鬼の面、野に放たれて、緋い糸、黒天井、特別描き下ろし「夜行する悪夢」
[16] 羽擦れの島、異界の水守り、襖絵の女、病み枝、特別描き下ろし「夜行する苦行者達」
[17] 狐使いの跡継ぎ、見返りの桜、付け馬、黄金の山、鼠の糸巻き、特別描き下ろし「夜行するローカル線」
[18] 雨戸仙人、見知らぬ妹、三人法師、一陽来復、特別描き下ろし「夜行する遭難者」
[19] 寒蛍、嘘つき地蔵、石段の底、赤将軍到来、名前のない子供、特別描き下ろし「夜行する神々」
[20] 別室の客、亀裂の家、取りかえ子、毒の皿、若水取り、特別描き下ろし「夜行する単線脳」
[21] 春の角、亡者の書、またいつか必ず、森の番人、招かなかった客、特別描き下ろし「夜行する超聴覚」
[22] 鬼の帰館、一番背の高い木、美貌の箪笥、二つ穴、忘れられた宴、遊戯の季節、特別描き下ろし「夜行するガーデニング」
[23] 迷宮の住人、まつとしきかば、鬼達の忘れ物、うしろの正面、雛人形の無い家、特別描き下ろし「夜行する迷宮映画」
[24] 薬指の契約、影絵姫、告げ口屋達の囁き、母なる器、ふさわしい道具、特別描き下ろし「夜行する経年劣化」
[25] 我が家の神様、アルマイトの箱、鬼の相続人、最後の一人、満願成就の月、特別描き下ろし「夜行してまた戻ってくる」
[26] 身中の虫、一夜華、跡取り息子、縁の廊下、けあらしの足跡、特別描き下ろし「夜行するティーバッグ」
[27] 海辺の少年、疑心暗鬼を狩る、彼岸の果実、凍える檻、はずれの家、特別描き下ろし「夜行する老人力」

絵もお話も雰囲気が良く出ていて上手いです。初めの話と矛盾があって、最初は???でしたが、後書きを読んで納得しました。何度も繰り返し読みたくなってしまうお話です。キャラ設定も良いです。これはネーム作るの、大変だと思います。たまに何度か読まないと分からない作品があるのが、ちと気にはなりますが、それも味、と思います。
最新刊では、水脈さん絡みの海君話。やはり続き話で面白いですね。でも律は留年、可哀想過ぎだなあ。(朝日ソノラマ-眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)