山岸凉子

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ツタンカーメン

1903年のエジプト、考古局査察官だったハワード・カーターが長年の夢であった幻のツタンカーメンの墓を見付ける実話を基にしたお話です。この作品は、白泉社と仲違いしていた山岸さんが仲直り後、雑誌LaLaにて巻頭カラーでかなり大々的に『封印』のタ...
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イシス

イシス、雨の訪問者、ハトシェプスト I、ハトシェプスト II、ハトシェプストの血縁関係図 エジプトを舞台にしたお話3作+現代のちょっと不思議なお話1作です。最初の2作が未読だったので購入しました。どの作品も山岸さんらしい面白い作品です。タイ...
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わたしの人形は良い人形

千引きの石、汐の声、ネジの叫び、わたしの人形は良い人形 読んだことあるしな、と買っていなかったのですが、買ったら知らないのが2つ(1つめと3つめ)入っていました。「ネジの叫び」は余りに古い作品ですが、後は怖くてどれもお勧めです。面白いです。...
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黄泉比良坂

黄泉比良坂、クリスマス、海底より、シュリンクス・パーン、幸福の王子 死んだ後、人はどうなるのか?盲目の少女は霊に呼ばれ...、などなど。「クリスマス」は怖いお話じゃないです、泣けます、これお勧めです。(秋田書店-ボニータコミックス)
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妖精王

「落窪物語」    「ドリーム」 海道の原野を舞台に主人公の爵(ジャック)がギリシア神話の世界を冒険する話。妖精がたくさん出てきます。爵の成長物語を中心に、友情や信じることを明確に描いています。(白泉社-花とゆめコミックス) ※画像は潮出版...
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ゆうれい談

ゆうれい談、読者からのゆうれい談、ゆうれいタクシー、蓮の糸、タイムスリップ 全てが実話、漫画家さんや読者、アシスタントさんなどが経験した幽霊談&不思議なお話です。それぞれの話は興味深いのですが、やはりきちんとした漫画にはなっていないので…エ...
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メデュウサ

鬼来迎、籠の中の鳥、恐怖の甘い物一家、ダフネー、メデュウサ 人の心を描く作品集。狂気が見えます。親と子、人との繋がり、家族…笑えるコミックエッセイもあります。(朝日ソノラマ-サンコミックス)
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ブルー・ロージズ

パエトーン、星の素白き花束の、化野の...、ブルー・ロージズ、銀壺・金鎖、学園のムフフフ パエトーンは原発についてのコミック・エッセイです。えらく古い作品から、10年位前までの作品を集めた短編集。印象的にはちょっとバラバラの感じです。(文芸...
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黒鳥

黒鳥、貴船の道、緘黙の底、鬼子母神 人の心の深淵を描く作品集です。不倫の末に一緒になった女性がみた悪夢、近親相姦された少女は、母親から過度の期待を背負った子どもは、など、身につまされる人もいるかも?(白泉社-レディースコミックス) ※画像は...
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日出処の天子

「イメージ・イラスト=若者」          「副馬」、「凉子のティー・タイム」  「日出処の天子・楽屋裏」、「あらら・内輪話」 聖徳太子ブーム?を呼んだ歴史巨編。厩戸王子(後の聖徳太子)と蘇我毛人(蝦夷)の交流を描く。厩戸王子が実は人並...